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コンセプトその5:語彙力強化を重視する
語学は、いくら文法を知っていても、語彙力がないとまったく役に立ちません。語彙力のない文法力は、あたかも骨格はあっても血や筋肉のない骨川筋衛門のようなものです。つまり、いくら文法を勉強しても、それに相応する語彙力がなければ、いつまでたってもフランス語ができるようにはなりません。
したがって、当ウェブサイトでは語彙を覚えることを重視し、これでもかというくらいの語彙を詰め込んでいます。
ただ、語彙を勉強する際のネックは、語彙の勉強というのは飽きやすいという点です。この点を解決するために、このサイトでは、この難点を克服するために、以下の工夫をしています:
- 語彙を体系立てて学べるように、テーマごとに単語を整理しました。テーマごとに学ぶことにより、使用する場面を具体的に想像しながら脈絡をもって覚えることができます。こうするほうが覚えるときに楽しいですし(脈絡のないものを暗記していくことほど苦痛なことはありません)、記憶力も強化されます。つまり、後で思い出すときに思い出しやすくなります。
- 飽きが来ないように、文法と語彙を交互に学ぶサンドイッチ方式を採用しました。食事のときに、「ご飯、おかず、ご飯、おかず」という順序で食べると飽きが来ないように、語学の勉強でも、「文法、語彙、文法、語彙」と学んでいると飽きがきません。
- 文法を学ぶ際にも、折に触れて語彙を学ぶように工夫しました。これにより、文法の知識と語彙の知識が相互にリンクされます。脳はシナプス結合が多いほど知識が確実になりますので、記憶を強化するのに適していると思います。
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