その他の特殊な変化をする形容詞

これには次の二種類があります。

1. 母音の変化を起こすなど、かなり大袈裟な変化をするもの。
2. 男性形が「-e」で終わっていないにもかかわらず、男性形と女性形が同じになるもの：leurと殆どの基数詞（基数詞については既に学んだのでここでは省略します）。

このうち最も重要なのは、所有形容詞です。

mon / ma (mon) -> mes (m./f. pl.)

〔モン／マ（モン）->メ〕私の。

ton / ta (ton) -> tes (m./f. pl.)

〔トン／タ（トン）->テ〕きみの。

son / sa (son) -> ses (m./f. pl.)

〔ソン／サ（ソン）->セ〕彼の。彼女の。それの。

leur (m./f.) -> leurs (m./f. pl.)

〔ルル->ルル〕彼らの。彼女らの。それらの。

その他の形容詞です。

exprès / expresse

〔エクスプレス〕厳格な（命令・禁止など）。

favori / favorite

〔ファヴォリ／ファヴォリット〕お気に入りの。

foufou / fofolle

〔フフ／フォフォル〕少しいかれた（口語）。

frais / fraîche

〔フレ／フレシュ〕冷たい（後置）。フレッシュな（後置・前置）。涼しい（前置）。

hébreu / hébraïque

〔エブル／エブライック〕ヘブライの（男性形は人にも物にも使用できるが、女性形は物にのみ使用する。女性の人を形容する場合には「juive」（ユダヤの）や「israélite」（イスラエルの）を用いる）。

profès / professe

〔〕修道誓願した。

sec / sèche

〔セック／セッシュ〕乾いた。辛口（ドライ）の。