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能動態条件法現在時制の活用
条件法(仮定法)の現在時制の活用形は、頭が直説法未来時制、尻尾が直説法未完了時制のスフィンクスのような恰好をしています。すなわち、語幹は未来語幹であり、活用語尾は以下のように未完了時制の語尾に-r-を加えたものになっています。
| 単数 | 複数 |
一人称 | -rais | -rions |
二人称 | -rais | -riez |
三人称 | -rait | -raient |
「仮定はレ・レ・レ・リヨン・リエ・レ」と覚えましょう。 この活用語尾は、すべての動詞に共通です! つまり、語幹の変わり方さえマスターすれば能動態条件法現在時制はマスターしたことになります。
- 最重要不規則動詞の未来語幹
- être -> se-
- avoir -> au-
- aller -> i-
- venir -> viend-
- vouloir -> voud-
- pouvoir -> pour-
- savoir -> sau-
- devoir -> dev-
- faire -> fe-
- dire -> di-
- prendre -> prend-
- 第一群規則活用
- 〔原則〕-er -> -e-
- -ayer -> -aie- (-aye-)
- -oyer -> -oie-:なお、「envoyer」(送る)とその派生語は、条件法現在時制では不規則活用をする。
- -uyer -> -uie-
- -eler -> -elle-
- -eter -> -ette-
- -e+t・l以外の子音+er -> -èle-
- 第二群規則活用
- -ir -> -i-
- その他の不規則活用
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